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2015/08/05

目に留まるチラシ?

目に留まるチラシ?

チラシを配布すれば読んでもらえるのか?
チラシは配布さえすれば読んでもらえる…そんな時代はとっくに幕を閉じました。もし、今でもそう思われているのであれば考え方を変えなければなりません。

広告界の巨匠であるマックスウェル・サックハイム氏は以下の格言を残しています。
「お客さまは、あなたの広告を読まない」
「お客さまは、あなたの広告を信じない」
「お客さまは、あなたの広告を読んでも行動しない(買わない)」

つまり、チラシとは消費者にとって「読むのが面倒な紙切れ」でしかないということで、この考え方を持つことが何よりも大切です。そして、「どうすれば、消費者にチラシを読んでもらえるか?」という意識を強く持つことが、反応の良いチラシを作るうえで欠かせないこと。

統計によるとチラシを目にしてから「有益な情報か?ゴミ箱行きか?」は1秒以内に判断しているようです。

となると…「誰に、何を伝えるのか?」を決定することが大切です。つまり、「どんなターゲットに、どんなコピーで商品を伝えるか?」ということですが、ターゲットとコピーの設定がズレていると、どんなチラシも反応は得られません。これは、「ダイレクト・レスポンス・マーケティングの基本」です。「誰に何を伝えるのか?」は訴求効果の基本といえるでしょう。

「誰に?」については当然、その商品のターゲット層となります。そこでより重要となるのが「 何を伝えるのか?」です。今回、チラシ・ポスティング大賞で最優秀作品賞の候補となったリックさんの募集チラシのように「チラシを手書きにする」なども写真入りが当たり前の現在において、他のチラシと差別化を図る上で大変有効な手法でしょう。

また、グラバーなど、「瞬間で釘づけをする手法」も大きなアプローチとなるでしょう。

結果、ゴミ箱行きをどうやって防げばよいのか?

その秘訣は、ファーストインパクトで「なにこれ?」と思わせること!!

ファーストインパクトは「キャッチコピー」と「チラシの見た目」で決まります。キャッチコピーで、消費者を引き付ける情報や、消費者にとって有益な情報を簡潔に伝えなければ、どれだけ時間をかけて作ったチラシでも、一瞬でゴミ箱に放り込まれてしまいます。

「折角チラシを作ったからには伝えるべき情報をあますことなく記載したい!」これが本音だと思いますが、あまりに文章ギッシリのチラシだと、お客さまは読む気が失せてしまいます。狙ったターゲットを一瞬で引き付けるインパクトを打ち出し、詳細はホームページなどへ誘導する…こんなチラシがうけているようです。