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2016/09/08
ゾウと配布員
9月3日、井の頭自然文化公園で飼育されていたゾウの花子のお別れ会が2,800人もの参列者の中で行われました。
「はな子」は1949年、2歳のときに「戦後初めてのゾウ」としてタイから来日、井の頭自然文化園で長く親しまれてきました。2013年には66歳の誕生日を迎え、国内での長寿記録を更新。しかし、今年5月、静かに息をひきとりました。
動物園の主役と言っても過言ではないゾウですが、現在、あの広大なアフリカでの生息数はわずかに35万頭となったそうです。原因はいわずと知れた乱獲。飼育以外の目的で売買されているためです。
ポスティングの原動力は配布員さんですが、この主な年齢層は現役を引退したシルバー層です。そういった意味では、高齢でポスティングを行っていただける配布員が減少しているところがゾウの生態と似ているようです。
配布員さんもアフリカのゾウもたくさん増えて、いつまでも長生きしていただけたらと思います。