ポスティング川柳

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第四回 ポスティング川柳コンテストの結果発表!!
応募作品数【933句】、投票数【1989票】

ポスティング川柳コンテストのロゴ

上位に入賞した川柳

・第一位(158票)
入らない 早く抜いてよ 朝刊を
琵琶湖ナマズ (滋賀県草津市)


・第二位(151票)
ポスティング 歩けばやせる はずだった
ピーチママ (茨城県つくば市)


・第三位(133票)
歩合制 歩数にしてよ 田舎道
にじのいろ (宮崎県宮崎市)


・第四位(132票)
わが家より りっぱな屋敷 空き家なり
しみじみ子 (長野県松本市)


・第五位(106票)
年寄りの 話し相手で ロスタイム
橘孔雀 (福井県福井市)

総評

作品とは何でもそうであるが、まずは、作者の人柄や主張が読み手によくわかることが最も大事であると思う。「ポスティング川柳」では、ポスティングの配布員の皆さんの共通の思いがよく表れている句がよいと考える。

配布の季節や時間、その時の情景、作者の動きなどを明らかにしてほしいのである。そして、その時のポスティングのスタンスがよく表れ、深いことを愉快に表している句がすばらしいと思う。

「入らない 早く抜いてよ 朝刊を」は、私もこんな時が何回かあった。
「ポスティング 歩けばやせる はずだった」これは体重を減らすためには、長くポスティングを続けることかという作者の思いだと思う。
「歩合制 歩数にしてよ 田舎道」は、よくわかる。あっぱれ!
「我が家より りっぱな屋敷 空き家なり」。私も見る空き家。実にたくさんある。
「初め無視 会釈がついに 会話まで」。あっぱれ!
「バイト代 ペットボトルに 消えた夏」。もっと働けば出るバイト代だが暑い夏なら、その分ペットボトル代が増える。イタチごっこだ。
「空き家増え 安否気になる お年寄り」には「ビラ配布と明るい声で」と下の句を付けたくなる。

933首からこの10首で、約十分の一の中に「空き家」と「年寄り」をテーマにした句が2首もある。

最後の「杖の無い 老後目指して ポスティング」もこの仲間に加えることができる。
まさに世相を反映していると言えよう。


須美中山 氏 (2019年2月)

第四回コンテストのポスター

第四回コンテストの結果と総評のポスター