
・第一位(105ポイント)
ミャクミャクに 負けず届ける ちゃくちゃくと
ツチノコ (神奈川県相模原市)
・第二位(88ポイント)
入れたいが ポストの中は 古古古枚
千e (愛知県江南市)
・第三位(72ポイント)
カタオモイ 昔は恋で 今チラシ
やすよ (兵庫県西宮市)
・第三位(72ポイント)
チラシでも デジタル超える 反響率
YAMASHIN (大阪府大阪市)
・第三位(72ポイント)
見えるけど 辿り着けない あの2軒
秘密の入口 (静岡県富士市)
・第六位(53ポイント)
配布中 夕飯決定 この匂い
ポス子 (三重県松阪市)
・第六位(53ポイント)
AIに 取って代われぬ ポス界隈
臨時配布員 (福岡県福岡市)
・第八位(50ポイント)
怖いのは 昔番犬 今は熊
あおちゃん (東京都多摩市)
・第九位(46ポイント)
管理人 君ならOK 神対応
歩く板前 (東京都千代田区)
・第十位(45ポイント)
ここはどこ? 地図といっしょに 回りだす
まーちゃんバーバ (宮城県仙台市)
※ 投票をポイント化し、そのポイントを加算して順位を算出しています。
今回で第11回を迎えました「ポスティング川柳コンテスト」は、応募総数8772作品と、第十回に続く歴代第2位の応募数となりました。これは、ポスティングという仕事が単なる配布業務にとどまらず、「日常のすべてが川柳のネタになる職業」であることが、いよいよ世間に浸透してきた証であると確信しております。
総会での順位発表時の冒頭にあたり、私は高らかにこう宣誓いたしました。
「宣誓 我々ポスティングを生業とするものは、日常業務の中で起こる様々な出来事を、常に川柳にすることを誓います」
この瞬間、会場の空気は一気にポスティング川柳コンテストのほんわかムード一色に切り替わりました。これまでポストを見れば一句、犬を見れば一句、インターホン越しの気配にも一句。もはや配布員さんは、歩く川柳生成装置と化してきたと言っても過言ではありません。その成果を発表する雰囲気は最高に盛り上がりました。
今回の作品傾向として特に印象的だったのは、流行語大賞関連のワードが数多く用いられていたことです。ポスティング業界の皆様は、チラシだけでなく流行もしっかり配布していることが証明されました。世の中のトレンドはテレビより早く、配布員の足元から生まれているのかもしれません。
また、テーマソング「配布してる~」も大変ご好評をいただきました。この曲は配布員の心情を見事に表現しており、「歩いているのではない、配布しているのだ」という誇りを再認識させてくれる名曲となりました。最近では信号待ちで無意識に口ずさんでしまい、周囲から「何を配布しているのですか?」と心配される事例も報告されております。
そして今回、委員長として総評を述べている私ですが、実は本大会をもって委員会としての運営は一区切りとなり、来年からは事務局主導で取り仕切られることとなりました。つまり、私は「委員会として最後の委員長」という大役を務めさせていただいたことになります。振り返れば、数えきれないほどの川柳と向き合い、笑い、共感し、ときに“あるあるすぎて選べない”という幸せな苦悩の連続でした。
ポスティングとは、チラシを届ける仕事であると同時に想いを届ける仕事です。そして川柳は、その想いを言葉として届ける文化です。この二つが融合したポスティング川柳は、まさに我々の業界が誇る唯一無二の文化と言えるでしょう。
最後になりますが、ご応募いただいたすべての皆様、選考にご協力いただいた関係者の皆様、そして日々、街の片隅で黙々と「配布してる~」すべての配布員の皆様に心より感謝申し上げます。
来年以降も、この素晴らしい文化が途切れることなく、全国のポストとともに広がっていくことを祈念し、私の総評とさせていただきます。
第11回ポスティング川柳委員会 委員長 吉田忍(2026年2月)
当組合加盟業者と組合理事・監事による投票によって決定した上位入賞者3名に対し、第28期通常総会後の懇親会の場で表彰しました。「賞金」と「入賞した自身の応募川柳が記載された記念盾」、「オリジナル記念品」を贈呈し、それぞれ記念撮影を行いました。
その他に2位入賞者の「千e」と同点3位入賞者の「やすよ」さんには、「賞金」と「入賞した自身の応募川柳が記載された記念盾」、「オリジナル記念品」をお送りし、4位から10位までに入賞した皆様にはお礼文とともに賞金5千円と記念品をお送りしました。
川柳コンテスト第一位の表彰式の様子
有限会社らいふ所属の「ツチノコ」さんが受賞しました。同社が上位入賞するのは初めてのことで、表彰式のためにこの懇親会にも急遽参加して頂くことになりました。
見事1位に輝いたのは「ツチノコ」さんの作品で「ミャクミャクに 負けず届ける ちゃくちゃくと」が受賞され、賞金5万円と記念の盾が送られました。
この作品には、
「応募時期に開催された大阪万博関連のワードを使って面白い作品になっていますね!」
「ちゃくちゃくとチラシを届けるのは配布スタッフの大切な使命なので共感できます!」
「今回のコンテストならではの作品!!ミャクミャクを配布に絡める発想はお見事!!」
などのコメントや評価を頂きました。
当組合員外での受賞のため授賞式時の写真はありませんが、入賞おめでとうございます!!「賞金」と「入賞した自身の応募川柳が記載された記念盾」、「オリジナル記念品」をお送りしました。
電話インタビューでは、以前に1年ほどポスティング経験があるとのお話を伺いました。2025年に非常に話題となった【古古古米】を使って配布時のあるあるを詠みました。選考者の多くが共感した素晴らしい作品です。
チラシを配布する紙媒体の販促手法は、その販促戦略をしっかりと立案することでWEB広告よりも効果を得られることが多く、高騰になりがちなWEB広告よりも費用対効果が良いことが多々あります。受賞したYAMASHINさんは株式会社アド・バリュー代表の山下さんで「ポスティング会社だからこそ、WEB広告より良い結果となるチラシ販促については体感できます。その実体験を読みました。」とコメントしました。
株式会社リックさんが見事に同点で三位になりました。
リックの代表である西原さんが応募者の配布スタッフに代わって賞金・賞品・記念楯を受け取りました。
当組合員外での受賞のため授賞式時の写真はありませんが、入賞おめでとうございます!!
配布中に背負っているチラシが重くて「肩が重い(カタオモイ)」というのは配布スタッフの日常です。そんな時に昔の「カタオモイ」と言えば「片思い」だったな~と、過去の淡い恋の思い出を振り返った作品には、年配者の配布スタッフを中心に多くの方から共感の嵐でした。